恐怖心は最大の敵である
バブル入社組のリストラが増えているらしい。
バブル入社組のリストラが増えている、と朝の報道番組で放映してい
た。
登場した人は、1,000万円近くの年収があり退職金は2,000万円くらいだ
と言う。
人によって家庭の事情は異なるので一慨には言えないが、あまり見えな
い将来に対して恐れを抱くと、あまり良くない結果が出ることもあるの
では?
大企業であれば、相当額の割増退職金をもらえるのだろうが、子供がま
だ小さく、将来の進学資金、家のローンなど考えれば不安になるのだろ
う。
その気持ちはよくわかる。
僕の子供は、皆社会人となっているが教育ローンの借金をいまだに返済
中。
あと2年くらいかかる。
今もお金の呪縛から解放されていないが、子供の高校受験の時は最高潮
だったかも知れない。
何としても学費の安い公立高校への進学を当然望んだが、3人中2人は私
立高校。
なぜこういう結果になったか?
受験当日の失敗、と言ってしまえばそれまでだ。
しかし、今となってはその理由がよくわかる。
公立進学を望んだが、反面失敗して私立に進学したらどうしよう、とい
う強い恐怖心があったのも事実だ。
もしかしたら、そっちの思いの方が強かったのではないかと思う。
またもや「思考は現実化した」のだ。
自分のネガティブな思いが、法則通りに見事に引き寄せたのだ。
「公立、私立どちらでもいい」と心から思うことが出来ていたら、結果
は違っていたかも知れない。
ただ、私立に進学した子供も充実した高校生活を送ってくれたようなの
で、それで十分ではある。
