日本の高齢者の現状は? | 総務省のデータより

老後生活

目次

・はじめに

不安をあおるようなタイトルになってますが、あくまでも僕がものすご

~く不安に感じてるだけで、ほとんどの方は、それほどでもないんじゃ

ないでしょうか?

 

最近目にする「老後破産」「老後破たん」という言葉。怖いですよね?

恥ずかしながら、僕はまっしぐらに突き進んでいます。何とか回避すべ

く、ハイ、もがいております。

 

僕はけして贅沢な生活がしたい訳ではありません。

質素でOK。毎日お金の心配をすることなく、暮らせればそれでいいんで

す。

そして、孫に机とランドセルを買ってあげて、お小遣いをあげられれ

ば、それで十分です。(まだ孫はいませんが…)

ささやかな夢でしょう?

 

ただ、今のままでは夢のまた夢なので、現状をよく知って受け止め、で

きる準備をしませんか?という目的で、このサイトを作ったわけです。

 

悠々自適な老後が待っている方には必要のない情報です。

もし、漠然とでも老後の生活に不安があるならば、できる準備をやって

いきましょう。

 

 何歳からが老後?

これについては、とらえ方によって解釈が違ってきます。

現在の一般的な退職の定年は60歳が多いので、60歳以降を老後と呼ぶ人

もいるかも知れません。 今の60歳は昔と違って、見た目も若く元気な人

が多いですけどね。

また、公的な年金を受ける一般的な年齢は65歳が多いので、65歳以降を

老後と呼ぶ人が多いかも 知れません。

総務省統計局のデータでも65歳以上を高齢者としてますしね。

調査によると、実際の生活面から見て、公的年金や退職金以外に準備し

た資金を生活費として 使い始める年齢は、「65歳」が39.5%、次いで

「60歳」「70歳」の順とのことで、平均すると 「65.1歳」とのことで

す。

以上の数字を見ると「65歳から」を老後とするのが一般的ですが、僕の

本音が、60歳以降は出来れば 適当に仕事をして好きな事をして暮らした

いな~、と思ってるので「60歳以降」を老後と表現することが あるかも

知れませんがスルーしてください。

 

 数字で見る日本の高齢者の現状

1.高齢者(65歳以上)の人口

高齢者人口は3,461万人(平成28年9月15日現在推計)で、総人口に占

める割合は27.3%で、人口、割合共に過去最高とのことです。

年齢階級別にみると、70歳以上人口は2,437万人(総人口の19.2%)、7

5歳以上人口は1,697万人(同13.4%)、80歳以上人口は1045万人(同

8.2%)とのことです。

また男女別にみると、男性は1,499万人(男性人口の24.3%)、女性は

1,962万人(女性人口の30.1%)で、女性が男性より463万人多くなって

おり、女性が初めて30%を超えたようです。

 

2.高齢者の就業状況

高齢者の就業者数は、12年連続で増加し、730万人と過去最多で、 15歳

以上の就業者総数に占める高齢者の割合は、11.4%と過去最高だそうです。

 

働いてる人の11人に1人は高齢者ということですね。もちろん65歳~69

歳の人が多いとは思いますが、結構働いてるんですね。

ただ、働かざるを得ない人も相当数いるのではないでしょうか?

 

男女割合は、男性が30.3%、女性が15.0%だそうです。

12年連続で増加というのが少し気になります。

生活が厳しくなっているということではないのでしょうか?

 

日本の高齢者の就業率は、主要国で最高だそうです。

国は、この数字を高い水準と誇らしげに言っていますが、ホントにそう

なんでしょうか?

また、高齢雇用者の7割超は非正規の職員、従業員で、「自分の都合のよ

い時間に働きたいから」が最多の理由とのことですが、これを聞くと、「時間を持て余してるので、好きな時間に働いて収入を得られればい

い」という感じでしょうか?

僕もこんな感じで、お金の心配をすることなく好きな時間に働けたら最

高です、そこを目指したいですね。

ただ、「こういう気楽な思いで働いている人は、とても少ないのでは?」

は考えすぎでしょうか??

 

 老後生活の現状ははどんな感じ?

例えば旅行に関してですが、国内旅行や海外旅行などの「パック旅行

費」の年間支出金額をみると、世帯主が65 歳以上の高齢者世帯が年間6

万円を超え最も高く、最も低い25~34歳の世帯が3万程度とのことで

す。

趣味においても、園芸用植物、カルチャースクール等の月謝の一部など

を含む「習い事の月謝」も高齢者世帯の支出金額が最も高いそうです

よ。

また、サプリメントなどの「健康保持用摂取品」は、世帯主の年齢が高

くなるほど年間支出金額が高くなり、高齢者世帯の支出金額は25~34 歳

の世帯の金額の約6倍となっているようです。これはま~当然の数字のよ

うな気がしますけど。

総務省のHPを見ると、「健康管理に気を配りながら、旅行や趣味を楽し

む高齢者」が一般的な高齢者のイメージとして見られます。

ただ、ホントでしょうか? 疑ってしまいます。

 

興味深いデータがあったんですが、ネットでの買い物が増えているそう

です。

高齢者世帯での、ネットショッピングを利用した世帯割合は、平成27年

は13.6%で、17年(3.8%)からの10年間で3.58倍だそうです。

ネットショッピングは、若い世代の利用が多いと思われがちですが、高

齢者の利用が明らかに増えてるんです。

ちなみに、世帯全体(2人以上の世帯)のネットショッピングの利用割合

は、平成17年が10.8%、平成27年が27.6%だそうです。

ただ、この現象は当然と言えば当然のような気もします。

総務省はあくまでも数字のデータからしか判断しませんので、解析に時

間もかかると思うんですが、ネットで販売している企業は、とっくにわ

かっていて既に対応してると思いますけどね。

 

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました